双極性障害と再発時の工夫 自分を責めず「症状なんだ」と受け入れる

メンタルに良かったこと

体調管理をしていたはずなのに、体調が悪くなることがあります。
「自分の体調管理不足のせいだ」と思い、自分を強く責めていました。

ですが今は、体調の波はどれだけ頑張っても管理できないときがあると知ってから、気持ちが楽になりました。そこから、再発時の工夫を意識するようになったのです。

おあです。社会福祉士・精神保健福祉士、双極性障害の当事者として活動しているよ。【自己紹介】

私が再発に気づくサイン

私は日々「体調管理表」をつけています。そこで悪い日や、逆に良すぎる日が続くと「あ、再発のサインかも」と気づきます。

  • うつのとき → 落ち込み、体が動かなくなる
  • 躁のとき → 気持ちがソワソワして落ち着かない、お金を使いすぎてしまう

こうした変化が数日続いたら「注意が必要だ」と意識しています。

再発したときの対応

再発に気づいたら、まずは主治医のもとに行きます。
家事などができなくなったときには、無理をせず親に助けを求めます。

また、再発してしまったときは予定を入れずに、思い切って「休む・寝る」を優先します。そうすることで回復のスピードも変わってくると感じています。

さらに大事なのは、体調が安定しているうちに「悪くなったらどう対応するか」をあらかじめ考えておくこと。これがあると、再発時に焦らず行動できます。

主治医への伝え方

診察のときには、体調管理表を見ながら「どんな波が続いているか」を正確に伝えるようにしています。
「気分が落ち込んで動けなかった」「ついお金を使いすぎてしまった」など、具体的な行動面もあわせて話すように心がけています。

工夫してよかったこと

  • 「これは自分のせいじゃなくて症状なんだ」と自覚する
  • 自分を責めない
  • とにかく休む/時間が解決してくれると信じる
  • 前もって体調が悪い時の対処法を考える

この4つを意識するだけで、再発のしんどさに振り回されにくくなりました。

やらなければよかったこと

過去には「予定があるから」と無理して出かけてしまったことがあります。
結果として、無理をした分だけ体調が大きく崩れてしまいました。

今は「予定より自分の体調」を優先するようにしています。

まとめ

再発は決して「自分のせい」ではありません。体調の波は誰にでもあるものです。大事なのは「早めに体調不良に気づいて」「無理せず休む」こと。

そして一人で抱え込まず、主治医や家族に素直に支えを求めることです。
私は「再発しても、また立ち直れる」と思えるようになりました。無理せず、できる工夫を見つけてくださいね。

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