私は予定を入れすぎて、心も身体も休めなくなったことがあります。
「病気で人より動ける時間が限られているからこそ、人一倍頑張らなきゃ」と思い、予定を詰め込んでいました。けれど実際には、体調を崩してできなかった予定に落ち込み、自分を責めてしまうことが多かったのです。
そこで気づいたのは、「何もしない日」を意図的に作らないと、心も体も回復できない ということでした。

おあです。社会福祉士・精神保健福祉士、双極性障害の当事者として活動しているよ。【自己紹介】
休めなかった頃の私
以前の私は、休むことに強い罪悪感を持っていました。
「周りは頑張っているのに、自分だけ休むのはダメだ」と思い込んでいたのです。
その結果、予定を詰め込みすぎて体調を崩し、結局はできなかったことを責める…という悪循環に陥っていました。
何もしない日の過ごし方
今は、意識的に「何もしない日」を作るようにしています。
過ごし方はとてもシンプルで、心と体を休ませることを最優先にする こと。
たとえば、
- 本を読む
- 好きな音楽を聴く
- 自然と触れ合う
- 家でのんびりする
SNSは見ないようにしています。どうしても他人と比べてしまい、疲れの原因になるからです。
スケジュールに「休む日」を入れる
予定を立てる前に、まず「休む日」を決めます。
そうすることで、万が一体調を崩しても休みが確保されているので柔軟に調整できます。
また、家族や友人に誘われたときも「今週は予定を入れすぎて疲れているから、来週にお願いできる?」と素直に伝えるようになりました。
効果を感じたこと
「何もしない日」を作るようになってから、こんな変化がありました。
- 心も身体も楽になる
- 体調を崩しても休みがあるので、自分を責めなくなった
- 休むからこそ、次に向かう力が生まれる
休むことに罪悪感を抱くより、「休む日があるから安心して頑張れる」と思えるようになりました。
まとめ
「何もしない日」は怠けではなく、セルフケアの一部です。
予定を詰め込んで無理をするより、あえて休むことで自分を守ることができます。
私は「何もしない日」を作るようになってから、生きやすさを実感できるようになりました。
あなたもどうか、休む勇気を持ってみてください。休むこともまた、前に進むための大切な一歩です。

