気分が落ち込んだ時に考えることをジャッジしてみた。

メンタルに良かったこと

落ち込んだ時、自分を責めてしまい辛くなっていませんか?この記事では、落ち込んだ時に考えてしまいがちな内容をあげ、この考えを客観的にジャッジしてみます。落ち込んだ時に考える内容について「自分を責める根拠があるのか?」「考えることでメリット・デメリットがあるのか?」についてジャッジしていき、落ち込んだ時に浮かぶ考えについて考察していきます。ぜひ参考にしてみてください。

双極症のおあです。【自己紹介】社会福祉士と精神保健福祉士として活動しています。

活動から得られた経験と当事者としての経験から自分の知りたかった情報を発信していくよ。

結論

気分が落ち込んだ時に考えることは、デメリットしかありません。

理由として、落ち込んだ時に考える悲観なことは、これからも悪いことが続くとは限らないし、この先悪いことが続く根拠がないからです。また、自分を責めたところで何もメリットがありませんでした。

だからこそ、気分が悪い、落ち込んだ時には、これ以上考えないようにすることが大切。考えたところで悪いことしか考えずアリジゴクのように深く沈んでしまいます。

落ち込んだときに考えてしまうこと

以下は、おあが気分が落ち込んだ時に考えてしまうことです。

  • 「自分はダメだ」と自分を責めること
  • この先もお先真っ暗なんだと未来に悲観すること
  • なんで自分だけ不幸なんだろう。
  • 自分の力ではどうにでもならないことを悔やむこと。「どうして自分は病気になってしまったんだろうか。これからもひどい症状が永遠に続くのではないか?」
  • あの時ああすればよかったと過去を後悔すること

これらを考えるメリットデメリット、考えの根拠などを検討し、考察していきたいと思います。

①「自分はダメだ」と自分を責めること

メリット:なし

デメリット:自己肯定感が低くなる。さらに落ち込む、さらに絶望してしまう。

根拠あるか:「自分を責めていいという根拠はない。」

今の自分が失敗し落ち込んだとしてもそれが自分の責めていい根拠にはならない。たまたま失敗しただけかもしれないし、自分を判断するには一部分すぎる。

結果:考える必要なし。

②この先もお先真っ暗なんだと未来に悲観すること

メリット:なし

デメリット:絶望してしまうこと。眠れなくなりうつ状態が進んでしまうこと。

根拠あるか:「未来も真っ暗だという根拠はない」

誰にも未来はわからないし、ずっと不幸や嫌なことが続くひどい状態が続く根拠がない。

結果:考える必要なし。

③なんで自分だけ不幸なんだろう。

メリット:なし

デメリット:さらに落ち込んでしまう。人と比べてしまい、自分だけが劣っているように感じてしまう。うつ状態がひどくなる。

根拠:自分だけが不幸である根拠はない。

周りの人たちもしゃべっていないだけで悩みがあるかもしれない。また、自分を一部分だけ切り取って判断していないだろうか?あらゆる面からみるとどうだろうか?

結果:考える必要なし

④自分の力ではどうにでもならないことを悔やむこと。「どうして自分は病気になってしまったんだろうか。これからもひどい症状が永遠に続くのではないか?」

メリット:なし

デメリット:悩んだところでなにも生まれない。うまれるのは 負の感情だけ。

根拠:症状が永遠に続くという根拠がない。どうして病気になったかを考えたところで何も生まれない。

結果:考える必要なし

⑤あの時ああすればよかったと過去を後悔すること

メリット:なし。ただし、改善点を得て成功のために活かすのであればとてもOK

デメリット:後悔して自分を責めてしまう。起こったことをただ後悔する時間がもったいない。

根拠:後悔しても何も変わらない。この失敗や後悔をどう生かすのかがとても大事。

結果:考える必要がない

落ち込んだ時に浮かぶ考えは、考察の結果すべて考える必要がないものでした。

まとめ~落ち込んだ時の対処法~

この結果からわかることは、落ち込んだ時浮かんだ考えについて、深く考えないこと。落ち込んだ時の対処法は、浮かんだ考えを自分の外にいったん置いておくイメージをし、考えと距離を置くこと。そして自分の楽しいことや休憩をし、自分をいたわること。これが大切です。

ぜひ、落ち込んだ時に考えることを書きだし、その考えについてのメリットデメリット、根拠、それから導き出された結果を考えてみましょう。落ち込んだ時に思い込みや根拠のない考え方に支配されているに気づくかもしれません。体調に留意し参考にしてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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