双極性障害と「周囲の期待」に疲れたとき 自分のペースで生きることの大切さ

メンタルに良かったこと

「家族の期待に応えなきゃ」と思いながら生きてきました。親が望む職業に就き、期待に応えることが“良い生き方”だと信じていました。でも、病気を発症して立ち止まったとき、ふと気づいたんです。
「私はずっと、無理をして生きてきたのかもしれない。」

おあです。社会福祉士・精神保健福祉士、双極性障害の当事者として活動しているよ。【自己紹介】

期待に応える生き方の中で

家族の期待に応えようとすること自体は、決して悪いことではありません。
でも私は、「頑張らなきゃ」「失望させてはいけない」と自分を追い込み、心のSOSに気づいてあげることができませんでした。

頑張れば頑張るほどプレッシャーは強くなり、疲れやすくなって、しまいには「こんな自分が嫌だ」と思うようになっていました。

気づきのきっかけ

病気になって初めて立ち止まり、「家族の期待に応える生き方は、本当に自分の望む生き方だったのだろうか?」と自問しました。
そのときようやく、“無理して生きていた私”の存在に気づきました。

思い切って家族に、「そんなに期待しないで。疲れちゃう」と正直に伝えたこともあります。
勇気のいることでしたが、心が少し軽くなったのを覚えています。

自分の人生を歩むことを選んで

ある友人に言われた言葉があります。
「人の期待に応えるより、自分のやりたいことをやって生きる方が、何十倍も楽しいじゃん。」
この一言に、ハッとしました。

それ以来、私は周囲の期待に無理に応えようとしなくなりました。
自分のやりたいことを一歩ずつ進めていけば、それが結果的に家族の期待につながるかもしれない。そう思えるようになってから、心がずいぶん楽になりました。

まとめ

周囲の期待に応えようとする気持ちは、誰にでもある自然なものだと思います。でも、自分を犠牲にしてまで頑張らなくても大丈夫。あなたがあなたらしく生きることが、きっと一番の「応える形」になるはずです。

期待に押しつぶされそうになったら、少し立ち止まって深呼吸してみてください。「私はどうしたいのか?」という心の声を大切にしてあげてください。焦らず、自分のペースで進んでいけば大丈夫です。


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